住宅ローン借り換えに失敗して金利引下げ交渉に成功した話
数年前に中古マンションを購入しました。
地方に住んでいるということで、毎月の返済・修繕積立金・管理費・駐車場代などを支払っても賃貸とほとんど変わらないというので購入を決意しました。
5年固定で住宅ローンを組んだんですが、ちょうど去年、固定期間が終了するタイミングだったんですね。
で、偶然そのタイミングでソニー生命の営業マン(ライフプランナー?)と保険の見直しであれこれ話していたら「住宅ローンをソニー銀行に借換えする?」って話(営業)になりまして…
固定期間終了後、現在の借入先で再度5年固定を選択したとしたら金利が1.3%から1.9%になるのに対して、ソニー銀行へ借り換えるなら0.96%(記憶が曖昧なんですが、確か1%切っていたと思います)になるということで、迷わず借り換えを選択したんです。
で、「実は、ソニー銀行さんから0.96%で借り換えの提案受けてるんですけど…」といった感じで現在の借入先に軽くジャブを打ってみました。
すると
「0.96ですか…ちょっと上司と相談してみます」
華麗にジャブをかわされると思っていたのですが、意外な反応にちょっと驚きをかくせませんでした。
というのも、現在の借入先は地方銀行ですが、わたしが住んでいる県内に本社がある企業の約半数がメインバンクとしているということで結構強気なんですね。
まあ、そんな反応に驚きながらも粛々とソニー銀行への借り換えを進めていたわけです。
ソニー銀行の審査に落ちた…
しばらくして、ソニー銀行から「審査の結果、今回はお受けできません」といった内容の電話がかかってきた。
思い当たるフシはあるにはあるんですけど、まさかの結果に若干ヘコみました…
そして、ちょうど同じ日に現在の借入先から「ソニー銀行さんのように0.96は難しいのですが、1.1%ならOKがでました」といった連絡が入るというちょっとしたミラクルが起こったんです。
ソニー銀行への借り換え失敗でヘコんでいたところからの復活!といった感じでしょうか…
で、なんだかんだ言いながらも現在の借入先で金利を引き下げて借りるという結果になったというわけです。
ダメもとで金利交渉してみるのもあり
借り換えには失敗しましたが、最終的には金利引下げで継続といった形になりました。
もし、金利交渉をするというのであれば…
「借り換えを検討している」
「もう少し金利が下がれば継続してもいい」
ちょっと上から目線な表現ですが、このような内容を現在の借入先に話してみて相手の反応をうかがうというのが一番分かりやすいかもしれません。
おそらく、ダメな場合はすぐに分かります。
毎月金利が下がり、いつ借り換えで顧客が動くか分からないといった状況ですので、できれば既存顧客を繋ぎ止めておきたいと考えていると思います。
今のタイミングなら比較的スムーズに交渉できるかもしれませんよ。
まあ、銀行にもよると思いますが…