「家なんて200%買ってはいけない!資産価値ゼロ、賃貸より多額の負担…危険な取引」を読んで感じたこと
今日、はてブを眺めているとこのような記事を見つけました。
まず、この記事の冒頭でいきなり
戸建ては築20年で資産価値がゼロになります。どんなにリフォームをしても資産価値はゼロです
このようなことが書かれていました。
確かに、建物は減価償却によって価値が減少していきます。この点については納得できるのですが、土地はゼロにはならないでしょう。
分譲マンションだとしても、人気エリアであれば、建物の固定資産税の評価額は下がるとしても、他のエリアに比べて値崩れが少ないので、それなりに有利な条件で売却もできます。
この点については触れていなかったので??となったわけです。
空き家がこれだけ増えてくるとさすがに土地神話は崩壊すると思います
これはどういう意味なんでしょう?
そもそも、土地神話って「土地の価格は必ず値上がりする」って話だったと思うんですが、それと空き家が増える話とどう関係あるんでしょう?
これからマイホームでも…という20代や30代なら「土地の値段なんて上がらないもの」という認識があるはずなんですが。
「カーサキューブ」の注文住宅をオススメします。私の好みかもしれませんが、オシャレで防犯性にも優れ、低コスト。なんと、1400万~1900万円台で建てられます。『家なんて200%買ってはいけない!』の著者である私が勧めるのは矛盾しているかもしれませんが、どうしても家が欲しいのならカーサキューブしかないですね。
この文章の前に、土地は親から相続か、地方で二束三文で手に入るとかで、端から貸家として建てて建設費の半分ぐらいを補填できるならといった前提で上記の文章につながるんですが…
そもそも貸家って…
マイホームって概念じゃなくて不動産投資に近い考え方ですよね。
それなら、ちょっと前に流行った戸建賃貸と一緒じゃないですか。しかもしれっと業者名出してるし。
全体を読んでみて、資産価値やリスクという点をもう少し考えて家(マイホーム)を購入しないといけないっていうのは理解できるのですが、でも家を買うのって資産価値がどうのって話だけではないですよね。
「買いたくない」「家はいらない」といった人に購入を勧めるのは違うと思いますが、「子どもが保育園に入れたし、このエリアに長く住むかぁ」「子ども部屋のことを考えたら賃貸じゃ手狭だよなぁ…」といった要素が多分に含まれていると思うんですよ。
こういった側面も含めて話をしないとフェアじゃないと思うのですが…
どう思われますか?